〈雑感〉凪相場
- 2020/6/19
- 佐藤りゅうじブログ

なんだか値動きが悪くなってきましたね。為替相場だけでなく、株、債券、コモディティも同様の展開です。流動性相場も夏本番前に凪となってしまいました。
ただ、ニュースをみれば、米国では、フロリダやテキサスで、新型コロナウイルス感染拡大の第2波の懸念が強まっています。さらに、人種問題、そしてボルトン前補佐官の暴露本など、懸念材料に事欠きません。
また、世界では、中印国境紛争、台湾問題、香港問題、北朝鮮問題などこちらも問題山積です(まぁ、ほどんと中国がらみですが・・・)。なんだか、世界中が火薬庫のようにさえ見えます。
いまの凪相場、次の大相場への小休止なのかもしれませんね。ドル円は、ジリジリと軟化しています。昨日も書きましたが、一目均衡表の雲の下限が106.45にあるのですが、この水準を突破できるか注目です。抜ければ、105円の節目を目指しそうです。逆に突破できなければ、目先、106円台後半~108円台でのレンジ内での取引が続きそうです。
ドル円以外の通貨をみると、ユーロドル、オージードルともに上げ疲れのようです。ただ、大きな流れは強いので、静かに押し目を拾おうと思っています。一方、ポンドドルについてはブレグジットの件もあり、あまり買いたいとは思いません。チャート的には、6月10日以降、他通貨に比べ、比較的綺麗に下げています。凪相場でも、値動きはそれなりにはあるので、ちと売り場を模索中です。