〈雑感〉ドル円、元の木阿弥だが
- 2020/6/25
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円、107円台まで戻りましたね。今日が実質的には、月末、四半期末、半期末の最後のゴトウビなので、それに絡んだ思惑もあったのかもしれませんね。23日の高値107.22もあり、15日の欧州時間から17日のNY序盤まで支持となっていた107.20近辺は、突破されていませんし、ここは、売り場と思っています。今夜のNY勢の出方に注目しています。
しかし、コロナ、コロナ、コロナですね。米国では、テキサス州、フロリダ州、カリフォルニア州で感染者数が急拡大しており、米国全体の感染者数の伸びも加速しています。感染拡大が抑制されているニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットの米東部3州は、感染が拡大している地域からの移動に自己隔離を義務づけています。ディズニーランドも7月16日に計画されていた営業再開を延期したようです。
これで、工場の操業再停止等の話が出てくると、3月中旬の時ほどではないかもしれませんが、株安やドル需要のひっ迫といった事態も出てくるかもしれませんね。まぁ、ドルについては、多くのスワップ協定もあるのだ、あまり心配はしていません。と言うか、最終的にはドル安と思っています。
また、株については、ちょっと怖さを感じていますが、これだけ緩和をしているので、仮に暴落場面があっても、最終的にはある程度は戻ってくるでしょう。た、ジャブジャブの市場なので、ラティリティは高くなります。ちょっとした材料が出てくれば、1000ドル超の殴り合いなんていうのも、今まで以上に増えて、日常茶飯事になるでしょう。取引としては、レバレッジを下げて、値幅を取りにいく戦法がよさそうですね。