【雑感】欧州復興基金は合意
- 2020/7/21
- 佐藤りゅうじブログ

注目されたEU臨時首脳会議ですが、FTでは欧州復興基金が合意したと出ていましたが、続報がないですね。会議をあれだけ延長したということは、合意が近かった証拠。まったく話にならなければ、来週も会議が用意されていたので、延長はなかったと思います。
為替市場全体をみると、ドル円を除いて、じわじわとドル安に傾斜しています。気が付けば豪ドル米ドルも0.70台を回復している。これでユーロドルが1.1500を上抜いてくるようなら、さらにドル売りが加速しそうです。ユーロドルについては、以前も述べたと思いますが、年内に1.2000の可能性もあるとみています。
1.2000というと、とても動いたように見えますが、年間の値幅にすれば、約1400ポイントなので、ユーロドルにとって平均的な値幅です。過去2年、値動きが悪すぎたので、大きく動くように見えるだけです。そのくらい動いてもらわないと、商売あがったりです。
一方、ドル円は、また、固まってしまいましたね。方向的には下でみています。上値のポイントは、107円台半ばと107.80付近、下値は106.80近辺、106.65前後と考えています。基本的には107円台半ばで戻り待ち売りで対処しています。本格的な下げ相場が始まるのは、106円割れとみていますので、それまでは小すくいといったトレードを考えています。早く、ドル円も動意付いてもらいたいものです。