7月29日のポイント・・・ドル売り継続、ドル円は104円台半ばへ
- 2020/7/29
- 佐藤りゅうじブログ

ドル売りが続いていますね。昨日、ユーロドルが1.1800試し、これに失敗し、下落してきたので、調整入りかと思ったが、そこから盛り返してきた。ドルも弱いが、ユーロも強い。
ドル円も、ジリジリと下攻めを継続している。目先は、3月13日の安値104.51を試しそう。そこを割ると、104円なんだけど、ここから下の水準は、3月9日に101円台まで下落した後、急反発している時のプライスなので、あまり節らしい節がない。
3月12日の安値103.09は比較的重要と考えているが、そのくらいである。
今回は、別にクラッシュが起きて、円高に振れているわけではない。FRBの政策通りに動いていると言ってもいい。そのため、スピード感はないが、ここ数日の下落のように、ジワリジワリと水準を引き下げる展開となりそうだ。その分、底も深くなるとみている。
なお、きょうは、米連邦公開市場委員会(FOMC)がある。パウエルさんは、ハト派姿勢を継続だろう。雇用の回復もイマイチだし、なによりも米国の新型コロナウイルスの感染拡大のペースをみると、お金を刷るしかないね。
7月29日の主な政治経済イベントは以下の通りです。
10:30
豪第2四半期四半期消費者物価(前期比)
結果-1.9%、予想-2.00%(前回0.30%)
豪第2四半期四半期消費者物価(前年同期比)
結果-0.3%、予想 -0.50%(前回2.20%)
16:00
トルコ6月貿易収支
結果-28.5億、予想-28.0億ドル(前回-34.2億ドル)
20:00
米MBA住宅ローン申請指数(前週比)
予想N.A.(前回4.10%)
23:00
米6月中古住宅販売成約指数(前月比)
予想15.60%(前回44.30%)
3:00
米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利
予想0.00-0.25%(前回0.00-0.25%)
3:30
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長 記者会見