〈雑感〉調整場面
- 2020/8/4
- 佐藤りゅうじブログ

先週の金曜日からドルの調整高となっています。ユーロドルは、7月10日からの14営業日で12勝2敗、ドル円は7月23日から6日連続陰線だったので、調整もあってしかるべき。
この調整が次のドル安相場のエネルギーになるとみています。今週は、ドル円なら戻り、ユーロドルなら押しの程度をみてみたいです。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策、米政府の財政拡大政策には、何も変わりはないので、ドル安という大きな流れは変わっていないです。
気掛かりなのは、多くのアナリストやトレーダーが、ドル安が続くと思っていることです。そのこと自体は、私自身もアグリーなのですが、ドルのショートポジションが溜まりやすいので、これを崩された時に、最終的にはドル安になっても、予想以上のドル高に見舞われることも考えられます。このため、いまのような調整場面では、ポジションを軽めにしておくのが、大切だと思っています。
方向性があっていても、ポジションの大きさが押しつぶされてしまったことが、昔、ありました。メチャ、悔しい思い出です。
しかし、通貨はドルの調整高となっても、ゴールドはブレないですね。いや、強いですわ。