8月7日のポイント・・・いよいよ雇用統計、ただドル安基調に変化はないか
- 2020/8/7
- 佐藤りゅうじブログ

きょうは、いよいよ米雇用統計です。かつてほど相場が動くことはなくなりましたが、今回は比較的注目度が高そうです。
注目は米雇用の回復の遅れです。新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、3月、そして特に4月に大きく雇用が悪化しました。その後、5月、6月は驚異的ともいえる回復をみせていました。
しかし、7月の数値は、回復の遅れを示す内容となりそうです。米ADP雇用統計が120万人増の予想に対し16.7万人増、ISM景況感指数でも、雇用については芳しくなかったです。
米トランプ大統領は、今回の雇用統計が素晴らしい数字なると言っていましたが・・・。もし、本当に素晴らしい数字だとしても、米国の新型コロナウイルスの感染拡大の様子をみると、ドル売りの流れが大きく変わるとも思えないですけどね。
さて、どうなることやら。
8月7日の主な政治経済イベントは以下の通りです。
10:30
豪準備銀行(RBA)理事会議事録公表
10:45
エリス豪中銀(RBA)総裁補講演
14:00
日本6月景気一致指数速報値
予想77.2(前回73.4)
日本6月景気先行CI指数速報値
予想84.9(前回78.4)
15:00
独6月経常収支
予想150億(前回65億)
独6月貿易収支
予想113億(前回71億)
15:00
独6月鉱工業生産
前月比:予想8.20%(前回7.80%
前年比:予想-11.40%(前回-19.30%
21:30
加7月失業率
予想11.10%(前回12.30%)
加7月雇用ネット変化率
予想39万(前回95万2900)
21:30
米7月失業率
予想10.60%(前回11.10%)
米7月非農業部門雇用者数変化
予想148万(前回480万)
21:30
米7月平均時給
前月比:予想-0.50%(前回-1.20%)
前年比:予想4.20%(前回5.00%)
23:00
米6月卸売在庫(前月比)確報値
予想-2.00%(前回-2.00%)