8月17日のポイント・・・ユーロドルは値幅ではなく日柄調整か、上値余地は十分
- 2020/8/17
- 佐藤りゅうじブログ

週末にチャートをみていたのですが、ドル安相場は継続中ですね。
来週の予定でも書きましたが、先週、ユーロドル、ポンドドル、オージードルは、陽線引けでした。ドルスイスは陰線引け(ドル安)、主要通貨では、円のみドルより弱かったです。
ユーロドルは、これで8週連続陽線となり、これは2014年以来のことです。今週、現状、支持となっている1.1695を割らずに、上値を試す展開となれば、日柄で調整ということになりそうです。
9週連続陽線となれば、2004年9月からの11週連続陽線以来のことです。この時は、約1300ポイント水準を引き上げました。今回は、まだ750ポイント前後の上昇ですから、もう少し上値があるのかな~と思っています。
ユーロドルのCFTC建玉明細をみると、19万9751枚の買い越しとなっており、3週連続で過去最大を更新しています。ただ、今回は、ショートの手仕舞いが多かったため、ネットのロングが増えただけで、グロスの買い4000枚弱増えたのみです。
この動きをみると、買い過熱感は、あまり感じられず、上値余地はまだあるように思います。
17日の主な政治経済イベントは以下の通りです。
8:50
日本第2四半期GDP速報値
前期比:予想-7.60%(前回-0.60%)
前期比年率:予想-27.00%(前回-2.20%)
13:30
日本6月鉱工業生産確報値
前月比:予想N.A.(前回2.70%)
前年比:予想N.A.(前回-17.70%)
21:30
米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
予想14.5(前回17.2)
23:00
米8月NAHB住宅市場指数
予想74(前回72)
1:00
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 講演