8月27日のポイント・・・いよいよパウエルFRB議長登壇、ドル売り再開か
- 2020/8/27
- 佐藤りゅうじブログ

いよいよジャクソンホールです。27日の日本時間午後10時10分からパウエルFRB議長の講演が予定されています。
先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、追加緩和に対する思惑がやや後退する内容でした。
パウエル議長は、今夜(27日)の講演で、FRB政策枠組み見直しについて話す予定です。この中で、新たなインフレ戦略について述べられると市場はみています。
26日のマーケットをみても、ドル売りがやや優勢となっており、追加緩和の手掛りを待っているように見えます。
ナスダックやS&P500が史上最高値を取ってきたのも、追加緩和を織り込んでいる面もあるでしょう。
このブログを書いている段階では、追加緩和に言及があるとした場合、ユーロとゴールドは、織り込み度合が少ないです。買うなら、このあたりかと思っています。
さて、どうなることやら、案外、動かなかったりしてね(笑)。
8月27日の主な政治経済イベントは以下の通りです。
21:30
加第2四半期経常収支
予想-121億(前回-111億)
米新規失業保険申請件数
予想100万件(前回110万6000件)
米第2四半期GDP(年率/前期比)改定値
予想-32.50%(前回-32.90%)
米第2四半期GDP価格指数
予想-1.80%(前回-1.80%)
米第2四半期コアPCE(前期比)
予想-1.10%(前回-1.10%)
米第2四半期個人消費
予想-34.60%(前回-34.60%)
22:10
米パウエルFRB議長 講演(ジャクソンホール)←注目
23:00
米7月中古住宅販売成約指数(前月比)
予想2.00%(前回16.60%
24:15
マックレム・カナダ中銀(BOC)総裁 講演(ジャクソンホール)
24:50
レーン・カナダ中銀(BOC)副総裁 講演(ジャクソンホール)