〈雑感〉ドル売り継続、ユーロドルは1.2000目前
- 2020/9/1
- 佐藤りゅうじブログ

昨日のマーケットをみていると、28日に直近高値を上抜いたポンド・ドルとオージードルが一段高となり、ユーロドルは8月18日の高値1.1966に面合わせでした。ただ、どの通貨も過熱感はなく、ポンドやオージーが対ドルで高値を取ったのも、月末のロンドンフィキシングにかけてのドル売り場面でした。
27日のパウエルFRB議長の講演でFRBの緩和政策は新たな局面に入りました。金曜、そして月曜の値動きに注目していたのですが、ドル売り相場はまだまだ続きそうです。
ユーロドルは、1.2000を超えてからが面白そうです。現状、ユーロポンドが、ソーサートップのような形になっており、ユーロドルの上値を重くしています。ユーロポンドが買われ出したら、ユーロの上値余地が一気に拡大しそうです。って、書いている間に、直近高値の1.1966を上抜きました。
オージードルもまずは0.7500を目指した展開となりそうです。この通貨は、0.55台に暴落してから戻しており、大底を付けた銘柄の戻りの強さをみるのに、とてもよい事例だと思います。もし、可能性でしたら、オージードルの日足を見ていただければと思います。
また、チャートとしては、7-8月のゴールドの日足も見ていただきたいと思います。天井圏での値動きを荒さがよく出ており、参考になると思います。ユーロドルも、あのように値動きが荒くなってくると、目先天井を意識する必要があるでしょう。
ユーロドルの場合は、値幅でいえば、一日の値幅が200ポイント前後の動きが続くと、要警戒です。オージードルなら、100ポイント超の打ち合いがひとつのメドと個人的にはみています。
まぁ、いずれにしても、両通貨とも、まだ、値動きも荒くないですし、上値余地はありそうです。