☆来週の予定(9/6~)・・・カナダ政策金利、ECB理事会、米消費者物価指数、etc.
- 2020/9/5
- 佐藤りゅうじブログ

今週の為替市場は、1日(火)のNY序盤までは前週の流れを引き継ぎ、ドル売りその後は、ドルの調整高となりました。ユーロドルは、1日に2018年5月以来の高値となる1.2011まで水準を引き上げる場面がありました。
1.20台に入っても、過熱感をあまり感じなかったので、その後の押しも浅いと思っていましたが、1.1781まで押されるとは…。また、1.17半ば~1.19半ばのレンジ相場に戻ってしまったようです。
一方、ドル円は、週間の安値が105.30、高値が106.55ですので、値幅は125ポイント。相変わらず値動きが小さいです。目先は、105円前後~107円台半ばのレンジ相場と考えてもよさそうです。
どちらの通貨も大きな流れとしては、ドル安基調にとみますが、ダイナミックな値動きには、なかなかなりませんね。
さて、今週はECB理事会が開催されます。今週、ユーロ買いの熱を冷やしたのは、レーンECB理事の「ユーロドル相場は金融政策から生じることを認識することが重要」との発言とみる向きも多く、ラガルドECB総裁が、追加緩和について前向きな発言をすれば、ユーロの調整が深まる可能性もありそうです。
9月6日からの主な政治経済イベントは以下の通りです。
—【07日】—————————————————————
豪AiGサービス業指数(8月)
中国貿易収支(8月)
独鉱工業生産指数(7月)
—【08日】—————————————————————
日本勤労者世帯家計調査(7月)
日本GDP(2Q)二次速報
日本経常収支(7月)
日本景気ウォッチャー調査(8月)
独経常収支(7月)
独貿易収支(7月)
仏貿易収支(7月)
ユーロ圏GDP(2Q)確報値
南アGDP(2Q)
米3年債入札(500億ドル)
米消費者信用残高(7月)
—【09日】—————————————————————
中国生産者物価指数(8月)
中国消費者物価指数(8月)
スイス雇用統計(8月)
米MBA住宅ローン申請指数
カナダ銀行政策金利発表
米JOLT求人(7月)
米10年債入札(350億ドル)
—【10日】—————————————————————
日本機械受注高(7月)
仏鉱工業生産指数(7月)
トルコ雇用統計(6月)
南ア経常収支(2Q)
南ア製造業生産指数(7月)
ECB政策金利発表
ラガルドECB総裁記者会見
米生産者物価指数(8月)
米新規失業保険申請件数
マックレム・カナダ中銀(BOC)総裁 講演
米30年債入札(230億ドル)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演
—【11日】—————————————————————
英鉱工業生産指数(7月)
英製造業生産指数(7月)
英貿易収支(7月)
独消費者物価指数(8月)
トルコ経常収支(7月)
米消費者物価指数(8月)
米財政収支(8月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール