9月7日のポイント・・・レイバーデー、商いは盛り上がりを欠きそうだが
- 2020/9/6
- 佐藤りゅうじブログ

4日の取引では、米失業率の大幅な改善を受けて、ドル買い進む場面がありましたが、NY中盤以降は、一転してドルが売られました。
先週は、全体としてはドルの調整高場面でした。特に水曜日以降は、3連休を控えて、ドルのポジション調整もあったのでしょう。ただ、4日のNY中盤以降の値動きをみると、ドルの調整高も終わったようです。
7日はレイバーデーのため米、カナダ市場は休場です。マーケットの値動きは、乏しそうです。そして、レイバーデーが終わると、秋相場。今年は米大統領選があります。すでに米大統領まで2カ月を切っており、ここからは大統領選を見据えながらの展開となりそうです。
為替について言えば、基本的にはドル安基調が継続すると考えていますが、金利が上昇してくると状況が変わるでしょう。
報道されているようにバイデンさん優勢で選挙戦が進むなら、2035年までに発電部門の温暖化ガスの排出をゼロにすると明言していることもあり、環境・エネルギー政策が目玉になりそうです。そうなると、太陽光パネルで使われる銀や燃料電池で使われるプラチナなど、コモディティが上昇するかなぁ~と考えています。
9月7日の主な政治経済イベントは以下の通りです。
時刻未定(お昼頃)
中国8月貿易収支(ドル)
予想492億(前回623億3000万)
中国8月貿易収支(中国元)
予想3860億(前回4422億3000万)
15:00
独7月鉱工業生産
前月比:予想4.50%(前回8.90%)
前年比:予想-6.30%(前回-11.70%)
休場:レイバーデーのため米国、カナダ市場は休場