〈雑感〉ドル円は下値模索、104.00割れなら下げ加速
- 2020/9/18
- 佐藤りゅうじブログ

今週は、ドル円の下落が目立っています。月曜から4日連続陰線です。この原稿を書いているのは、18日の午後5時過ぎなのですが、節目の104.50の攻防となっています。昨日の安値が104.53ですので、この水準は注目です。
今回の下落局面で特徴的だと感じるのは、ロンドン時間が円買いになることです。今週は、ずっとそうでした。そして、NYでは、やや戻すという感じです。NY勢がこれに加わり、東京の序盤にNY勢が再度仕掛けるようだと、大きな相場になるなぁ~とみていました。
さて、来週は月曜、火曜と日本が連休になるので、マーケットの薄いところを狙って、円買いの仕掛けが入る可能性もあり注意が必要でしょう。また、このところ不安定な米株が、ハイテク株を中心に再び急落をすれば、リスクオフから円買いが進むこともありそうです。
ドル円は、7月31日の安値104.19~104円付近では、押し目買いが入りやすいでしょう。ただ、104円を割ってしまうと、ストップを巻き込んで下げが加速しそうです。ドル円は、突っ込んだところを買うと報われることが多いですが、104円割れは、注意した方がいいでしょう。103円台は真空地帯なので、103.50、103円と早いかもしれません。
一方、104.50、または、104.50で切り返された場合ですが、昨日のNY、そして今日の東京と戻りが抑えられた104.80-90付近がポイントになりそうです。ここを上抜くと、16日の取引で売りが加速した105.20付近が次の抵抗とみています。105.20をクリアに抜くと、元の木阿弥ですかね。さて、どうなることやら。