<雑感>逆張り相場?
- 2020/10/8
- 佐藤りゅうじブログ

最近の為替相場をみていて思うのだけど、NYの値動きが悪い。トランプ米大統領のツイートがなければ、欧州時間に勝負が付くことが多い。そしてどうも逆張りが有効だ。なかなかトレンドに発展しない。
自動売買が活発になってから、押しや戻りを作らずにトレンドが長期化することが多くなったと思っていたが、このところの相場は少し毛色が違う。以前に増して、不確定要素(トランプさんのツイートもそうだろう)が増えているせいなのかもしれない。
また、市場参加者自体も疑心暗鬼なのだろう。各国の中央銀行がこぞって自国通貨の減価政策をとっている。いまは修正安となっているが、ゴールドが2000ドル超まで上昇したのも、その裏返しと言っていい。どの通貨を買っても、通貨当局は減価を望んでいる。そうなると、腰を据えて買うというのは、難しくなる。
なんてことをうつらうつらと考えていました。ドル円が106円台に乗せても、走らないし、106円台半ばは9月上旬にさんざんやって切り返された水準。106円台を買い上がるのは、難しそうだ。突っ込んで売っても、上値を追って買っても、いまの相場は報われないことが多い。やはり、逆張り相場なのでしょうね。