12月11日のポイント・・・ドル安基調は継続
- 2020/12/11
- 佐藤りゅうじブログ

ECBは予想通りに追加緩和となりました。予想で売られて事実で買われるといった感じで、きのうのユーロドルは、1.2159まで上昇しました。1,2000を超えてからユーロドルをみると、押しは1.20後半まで、戻りも早く、相場つきが大きく変わった印象があります。ECB理事会を通過したことで、目先のユーロの弱材料は出尽くしとなり、2018年3月27日の高値1.2476を目指し、1.22台に入っていきそうです。
ユーロドルより、一足早く大台変わりをしたのが、オージードル。昨日、2018年6月13日以来となる0.75台を回復しました。これによめ目先のターゲットは、同年6月6日の高値0.7677となりそうです。
昨日発表された米新規失業保険申請件数は、85万3000件と前週の71万6000件から13万7000件増加(悪化)となり、二カ月ぶりの高水準となりました。先日、発表された11月の雇用統計も悪い数値でしたので、予想はしていたのですが、予想以上に悪い数値でした。これで来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)もハト派的な内容になるでしょう。ドル安の流れは継続しそうです。
しかし、ドル円のみ、いつまで3月の対ドルでの高値を更新しない状況が続くのかなぁ~。変に動かなったツケを払うことにならなければ、いいのですけが…。
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