☆来週の予定(1/10~)・・・米消費者物価指数、米新規失業保険申請件数、米小売売上高、etc.
- 2021/1/9
- 佐藤りゅうじブログ

6日は米国にとって歴史的な一日になりましたね。米議事堂に乱入されたのは、米英戦争以来のことだそうで、もう200年以上前のことです。また、自国民があのように乱入したのは初だそうです。深い傷跡を残しましたね。
マーケットですが、注目されたジョージア州上院議員の決選投票は、なんと民主党が2議席を獲得し、トリプルブルーとなりました。これを受けて、財政拡大の思惑から米債利回りが急騰。
また、昨日発表された米雇用統計が悪かったことも、バイデン政権が財政政策を拡大させるとの見方を強め、米10年債は1.117%まで上昇しています。金利上昇を受けて、ドルは買われ、ゴールドは、1850ドルを下回っています。
さて、この動きが今後も続くかですが、そろそろFEDの動きにも注意した方がいいかと思います。今後、1.25%、1.50%と米長期金利が上昇する可能性がありますが、問題はそのスピードです。米債市場を少し冷やすかもしれませんね。
大きな流れとしての、ドル安には、今の時点で変化はないとみていますが、ドルショートのポジションを膨らますタイミングではなさそうです。
それでは来週も頑張っていきましょう!
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今年もよろしくお願いいたします。
1月10日からの一週間の主な政治経済イベントは以下の通りです。
—【11日】————————————————————-
豪小売売上高(11月)
中国消費者物価指数(12月)
中国生産者物価指数(12月)
トルコ雇用統計(10月)
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 講演
カプラン米ダラス地区連銀総裁 講演
—【12日】————————————————————-
日本経常収支(11月)
日本貿易収支(11月)
日本景気ウォッチャー調査(12月)
南ア製造業生産指数(11月)
ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事 講演
ローゼングレン米ボストン地区連銀総裁 講演
—【13日】—————————————————————
トルコ経常収支(11月)
トルコ鉱工業生産指数(11月)
ユーロ圏鉱工業生産指数(11月)
南ア小売売上高(11月)
米MBA住宅ローン申請指数
米消費者物価指数(12月)
ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事 講演
ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁 講演
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長 講演
米財政収支(12月)
—【14日】—————————————————————
日本機械受注高(11月)
中国貿易収支(12月)
米新規失業保険申請件数
米輸入価格指数(12月)
ローゼングレン米ボストン地区連銀総裁 講演
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 講演
パウエルFRB議長 討論会参加
—【15日】—————————————————————
英鉱工業生産指数(11月)
英製造業生産指数(11月)
英貿易収支(11月)
仏消費者物価指数(12月)
ユーロ圏貿易収支(11月)
米生産者物価指数(12月)
米NY連銀製造業景気指数(1月)
米小売売上高(12月)
米鉱工業生産・設備稼働率(12月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数(1月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール