1月12日のポイント・・・レンジ相場に逆戻り
- 2021/1/12
- 佐藤りゅうじブログ

米長期金利の上昇を背景に為替市場では、ドルの買い戻しが続いています。大きなポイントになったのは、5日のジョージア州上院議員の決選投票で、トリプルブルー政権が誕生することになったことです。
ただ、チャート的にみれば、ユーロドルが昨年末の12月最終週の後半から、上値が重くなっていました。また、オージードルが8週連続陽線となるなど、ドルの買い疲れや買われ過ぎ感が出ていたところに、米長期金利の急上昇が加わり、ドルの急速な買い戻しにつながったとみています。
市場は、トリプルブルー政権での財政拡大、米連邦準備制度理事会(FRB)による緩和政策の長期化を、米株市場や米長期金利は、少し先取りし過ぎているようにも見えます。相場が落ち着いてくれば、まだ、ドル売り圧力が強まるとみています。
しかし、ドル円は、また、103-104円台のレンジに戻ってしまいましたね。104円台は、昨年11月下旬から上値を抑えられて水準なので、売りで対処し、105円超えなら手仕舞いの予定。
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