1月19日のポイント・・・公聴会に注目
- 2021/1/19
- 佐藤りゅうじブログ

昨日は、NY市場が休場だったこともあり、為替市場は盛り上がりに欠ける一日でした。今日は、イエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)の財務長官指名承認公聴会が開かれます。きのうのWSJの記事では、「イエレン氏、ドル安を目指さない方針明言へ」ありました。このヘッドラインをみて、いくつか疑問が湧いきました。
まず、トランプ政権は、結果としてドル安に誘導しても、方針としてドル安を掲げていたのか。トランプ大統領は、最初、ドルが強すぎるということを述べ、そのあと、すぐにドル高が望ましいと修正していました。
次に、過去の米政権においても、ドル安方針を明言したことがあったのか?米国は、ドル安に誘導した時も、「為替は市場原理に委ねる」と述べることが多く、どうしてもという時は、プラザ合意のように、枠組みを作ります。
そんな風に考えてみると、何だか、きのうWSJの記事は違和感があります。WSJは、ドル高誘導をしたいのでしょうかね~。イエレンさんは、金利上昇を抑えていでしょうから、ドル安は困るということなのかもしれませんけどね。その場合は、米株はまだまだ上昇するということでしょう。
今夜の公聴会には、注目したいと思います。為替相場は、株式市場に比べると、動きが鈍くなっています。少し、活気付けばいいのですが・・・。特にドル円ね。
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