2月5日のポイント・・・ドル買い&ポンド買い、そして今夜は雇用統計
- 2021/2/5
- 佐藤りゅうじブログ

昨日もドル買い&ポンド買いでした。このところポンドの値動きがよく、そして強いのでBOE次第では、大きく動くとは考えていましたが、1.35後半から1.86後半まで戻すとは・・・。ポンド強いです。ドルも上昇し、金が売られる。昨日も述べましたが、新型コロナウイルスのワクチン接種の進捗が買いの材料になっているようです。
今日は、1月の米雇用統計の発表です。同発表を受けての値動きも、以前に比べるととても小さいですが、相場が動意付き始めているので、注意は必要かと思います。3日に発表されたADP雇用統計は、予想の前月比4万9000人増に対し、前月比17万4000人増となり、予想を大幅に上回りました。マーケットの反応は、限定的でしたが、今日発表される雇用統計に期待がつながる内容でした。
12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が予想の前月比5万人増に対して14万人減でした。新型コロナウイルスの第3波の影響を受けた内容でしたが、労働参加率に変化はなく、平均時給も上昇しており、NFPの数値が示すほど悪い印象はありませんでした。また、業種別にみると、製造業や建設業の雇用が増加しているうえ、派遣労働者も増加していました。2月の雇用者数の急減は、レジャー&ホスピタリティ部門の減少が大きな要因であり、ワクチン接種が進むにつれて、同部門も回復するとみられます。
このため今日発表される雇用統計は、比較的いい数値が出てくる可能性もあるでしょう。予想では、失業率6.70%で前月と変わらず、NFPは10.3万増となっています。いまの相場ですと、予想を上回る内容となれば、素直にドル買いの反応かと思います。久しぶりに雇用統計で動く夜になるといいですね。
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