☆来週の予定(3/14~)・・・米FOMC、英金融政策委員会、日銀金融政策決定会合、etc.
- 2021/3/13
- 佐藤りゅうじブログ

今週はドル円が109.23まで上昇しました。その後、さすがに上値が重くなっています。日柄で調整といったところでしょうか。
各国の長期金利をみると、上昇をしています。これに対し、ECBや日銀は、長期金利の上昇に対処するとしていますが、先日のパウエルFRB議長やイエレン財務長官の講演を聞く限りでは、米国当局は、金利上昇をある程度は容認しているようです。の長期金利ですが、金曜日にスルスルと上昇し、1.637%まで一時上昇しました。
そして、来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。今回は、金利見通し(ドットチャート)や経済見通しも発表されます。ブラックアウト前の連銀総裁やFRB理事の話を聞いていると、雇用の立ち直りの遅さや、インフレは一時的要因との話が多く、利上げ開始時期が2023年というシナリオに変更はなさそうです。
ただ、マーケットは、FRBの見解を聞きたがっているので相場は動きそうです。また、19日の日銀金融政策決定会合も、今回は注目です。詳しくは、ブログで書きますが、黒田さんと雨宮さんの意見が少し違っているようです。
10年国債の金利の変動幅を±0.2%から拡大するようなことがあれば、円買い意欲が強まりそうです。
来週も頑張っていきましょう!
「FOREX NOTE 為替手帳 2021」の好調発売中!
今年もよろしくお願いいたします。
ご購入はこちらから↓↓↓
3月14日からの一週間の主な政治経済イベントは以下の通りです。
—【14日】————————————————————-
米国夏時間に移行
—【15日】————————————————————-
日本機械受注高(1月)
英ライトムーブ住宅価格(3月)
中国鉱工業生産指数(2月)
中国小売売上高(2月)
カナダ製造業出荷(1月)
米NY連銀製造業景気指数(3月)
米対米証券投資(1月)
—【16日】—————————————————————
豪住宅価格指数(4Q)
日本鉱工業生産指数(1月)
仏消費者物価指数(2月)
香港失業率(2月)
独ZEW景況感指数(3月)
米輸入価格指数(2月)
米小売売上高(2月)
米鉱工業生産・設備稼働率(2月)
—【17日】—————————————————————
ニュージーランド経常収支(4Q)
豪ウェストパック先行指数(2月)
日本貿易収支(2月)
ユーロ圏消費者物価指数(2月)
米MBA住宅ローン申請指数
南ア小売売上高(1月)
米住宅着工・許可件数(2月)
カナダ消費者物価指数(2月)
米FOMC
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 記者会見
—【18日】—————————————————————
ニュージーランドGDP(4Q)
豪雇用統計(2月)
ケント豪中銀(RBA)総裁補 講演
スイス生産者・輸入価格(2月)
ユーロ圏貿易収支(1月)
トルコ政策金利発表
カンリフ英中銀(BOE)副総裁(金融安定担当) 講演
英中銀金融政策委員会
ホールデン英中銀(BOE)金融安定化担当理事講演
米新規失業保険申請件数
米フィラデルフィア連銀景況指数(3月)
デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁 講演
米景気先行指数(2月)
シュナーベル欧州中銀(ECB)専務理事 講演
—【19日】—————————————————————
日本消費者物価指数(2月)
豪小売売上高(2月)
日銀金融政策決定会合
黒田日銀総裁 記者会見
独生産者物価指数(2月)
カナダ小売売上高(1月)
カナダ鉱工業製品価格(2月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール