4月8日のポイント・・・議事録は無風だが
- 2021/4/8
- 佐藤りゅうじブログ

昨日発表されたFOMC議事録(3月16-17日開催分)は、「資産購入縮小の条件満たすにはしばらくかかる」とされ、緩和政策の長期化が改めてしめされました。マーケットの反応は、限定的でした。米長期金利も上昇も一服となっています。また、マーケットには、長期金利の上昇は、景気回復の中では、ある意味、健全な動きとの見方もあり、金利が急上昇することさえなければ、大きな影響は出なさそうです。米株の上値余地も、まだあるとみます。
為替市場では、ユーロポンドの反転がかく乱要因になっています。二日で約200ポイントも戻しました。率にして2.2%、ドル円で考えると、二日で約2円40銭相当ですから、大きく動いたと言ってもいいでしょう。ユーロポンドの上昇を受け、ユーロドルは。1.1915まで上昇しました。ユーロドル、1.1860付近から戻り売りで、1.1900超で一旦損切りにしたのですが、すぐに切り返されたので、売り直してみました。全体的は、ドル買いがまだ続いているとみています。
ただ、ドル円については、クロス円が崩れそうなので、また下値余地がありそうです。108.30-35付近が大きなポイントなので、このあたりを一つのメドとして、109円割れは、押し目を拾いたいと思っています。いまのところ、「押し目待ちに押し目なし」です。まぁ、108.35割っても、107円付近も強い支持なりそうですけどね。
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