4月22日のポイント・・・買いたい弱気
- 2021/4/22
- 佐藤りゅうじブログ

昨日は、カナダ中銀で動きましたね。政策金利の据え置きは予想通りでしたが、毎週の国債の純買い入れ目標を従来の40億カナダドルから30億カナダドルに縮小、経済のスラック(需給の緩み)の吸収は来年の下半期になるとの見方を示し、来年にも利上げに踏み切る可能性を示唆しました。
これを受け、カナダドルが上昇、他通貨にも伝播し、ユーロ、ポンド、オージーなどが対ドルで水準を引き上げました。ドル円は相変わらずでしたけどね。チャート的には、ユーロドルが1.2000付近,オージードルは0.7700前後で支持された格好となっており、目先、買いがやや優勢となりそうです。ゴールドも、抵抗となっていた1750ドルを上抜き、1800ドル付近まで上昇しており、全体的にドル売り継続なのでしょう。
ただ、ユーロドルは、過去16営業日で陰線が4本、そのうち一本はほぼ十字線です。この一方的な上げが気になっています。また、3月から7度も上値を抑えられた1.2000を上抜いたにも関わらず、1.21ドル台にタッチもできないのも、ちょっと違和感があります。
先日のオージードルの0.7700のように、比較的強い節を上抜くと、数日で100ポイントくらいは動くのですが、いまのユーロドルは、なんとも値動きが悪くみえます。一度、押してくれれば・・・、「買いたい弱気」ってやつですかね。まぁ、こういう時は、無理に手を出さずに我慢しておきます、そんな時に限って、上抜けるんですけどね~。
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