4月30日のポイント・・・インフレ警戒感が強まるか

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ECB理事会、日銀金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)、どれも簡単に金融緩和を止めない(止められない)とスタンスが続いていますね。ユーロ圏、アメリカは、インフレの足音が聞こえているのですが、2013年のバーナンキショックのもあるので、余計なことは言わないという感じでしょうか。パウエルさんは弁護士ですし、そのあたりの注意もしっかりしているのでしょうね。

ただ、昨日発表された、第1四半期の米GDP成長率は前期比6.4%増、GDPの約7割を占める個人消費も同10.7%増と絶好調です。ワクチン接種が進んだことや、昨年末から、2回現金給付、さらには失業給付の特例加算が9月まで延長されたことなど家計向けの政策が消費を押し上げています。これからは、バイデン政権のインフラ投資などの企業向けの財政政策のお金が実際に流れることから、企業業績も上向いていきそうです。コモディティ市場では、銅が1万ドル(1グラム=1円)を超えました。

そうなると、「いまの物価上昇が一時的」とほんとに言っていられるのかなぁ~と思ってしまいます。遅かれ早かれ、FRBがテーパリングに向き合うのは避けられないでしょう。今年に入ってから、米長期金利の値動きが非常に荒いのも、市場がテーパリングに敏感になっているからです。

ただ、最近、ECB理事会やFOMC後の値動きの大人しさをみると、何だかマーケットが、いまのぬるま湯的な相場がいつまでも続くような錯覚をしているように感じます。マーケットに限らず、人は「寝耳に水」が一番敏感に反応します。FRBは、いずれテーパリングをします。状況次第では、年内の可能性もあると考えています。そろそろ地ならしを始めた方がいいような気がするのですけどね。まぁ、まずは今夜のPECコアデフレータがどのような数値になる注目したいと思います。

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