☆来週の予定(8/29~)・・・中国PMI、米ISM景況感指数、米雇用統計、etc.
- 2021/8/28
- 佐藤りゅうじブログ

注目されたパウエルFRB議長のジャクソンホールでの講演は、年内に量的緩和の縮小(テーパリング)を開始する計画を改めて示しましたが、具体的な時期についての言及はありませんでした。
また、デルタ株についても言及しましたが、目先のリスクではあるものの、雇用拡大の大きな妨げなると思っていないようです。インフレについては、グローバル化やIT化の要因により、一時的との見方を改めて示しました。
マーケットの反応は、ドル売りとなりました。オージードルは、上昇しましたが、その他の通貨は、上げ幅も限定的でした。月曜以降の値動きに注目したいです。
テーパリングの時期ですが、年内ではあるものの、具体的な時期を明示しなかったので、9月のFOMCの線は薄いでしょう。となると、11月か12月です。雇用統計次第ですが、早くても11月のFOMCで決定されるといったところでしょうか。
さて、来週ですが、テーパリング開始の時期を占ううえで重要な、8月の米雇用統計が発表されます。また、中国PMI、豪GDP、そして米ISM景況感指数と注目指標が目白押しです。
それでは、来週も頑張っていきましょう!
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8月29日からの一週間の主な政治経済イベントは以下の通りです。
—【30日】—————————————————————
日本小売業販売額(7月)
スイスKOF先行指数(8月)
独消費者物価指数(8月)
カナダ経常収支(2Q)
休場:英国(サマーバンクホリデー)
—【31日】—————————————————————
日本雇用統計(7月)
日本有効求人倍率(7月)
日本鉱工業生産指数(7月)
中国製造業購買担当景気指数(PMI)(8月)
豪経常収支(2Q)
豪住宅建設許可件数(7月)
仏生産者物価指数(7月)
仏消費者物価指数(8月)
仏GDP(2Q)
トルコ貿易収支(7月)
独雇用統計(8月)
ホルツマン・オーストリア中銀総裁、クノット・オランダ中銀総裁 講演
香港小売売上高(7月)
ユーロ圏消費者物価指数(8月)
南ア貿易収支(7月)
カナダGDP(6月)
米住宅価格指数(6月)
米S&Pケースシラー住宅価格指数(6月)
米シカゴ購買部協会景気指数(8月)
米消費者信頼感指数(8月)
—【01日】—————————————————————
豪AiG製造業指数(8月)
豪GDP(2Q)
中国財新製造業購買担当景気指数(PMI)(8月)
日本自動車販売台数(8月)
トルコGDP(2Q)
ユーロ圏雇用統計(7月)
米MBA住宅ローン申請指数
バイトマン独連銀総裁 講演
米ADP雇用統計(8月)
米建設支出(7月)
米ISM製造業景況指数(8月)
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 講演
一帯一路サミット(2日まで)
OPECプラス閣僚級会合
—【02日】—————————————————————
豪貿易収支(7月)
スイス消費者物価指数(8月)
スイス小売売上高(7月)
スイスGDP(2Q)
ユーロ圏生産者物価指数(7月)
米非農業部門労働生産性指数(2Q)
米新規失業保険申請件数
カナダ貿易収支(7月)
米貿易収支(7月)
米製造業受注(7月)
米耐久財受注(7月)確報値
—【03日】—————————————————————
豪小売売上高(7月)
トルコ消費者物価指数(8月)
トルコ生産者物価指数(8月)
ユーロ圏小売売上高指数(7月)
米雇用統計(8月)
米ISM非製造業景況指数(8月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール