9月23日のポイントー ドル上放れなるか
- 2021/9/23
- 佐藤りゅうじブログ

昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、初動は大きくなかったですが、時間の経過とともに、ドル買いになっていきましたね。ドルインデックスは、年初来高値圏に位置しています。また、この水準をしっかり上抜くと、昨年11月からのレンジ相場から上放れることなり、10~12月はドル高トレンドになる可能性も高まりそうです。いまのドルは、非常に重要なポイントに位置しています。
各通貨の値位置をみても、ユーロドルは1.16台後半と年初来安値の1.1664に接近しているだけでなく、昨年9月と11月に支持された1.1600も視野に入っています。1.1600を割ると1.13台目指した下降トレンドとなりそうです。
また、ポンドドルは1.36前半と節目の1.3600に接近、この水準を割り込むと、7月20日の安値1.3572が視野に入ります。この水準は、今年2月にも支持された価格帯です。ここを割ると下げ足が速まりそうです。今夜は、英金融政策委員会があるので、注意したいです。
ドル円は相変わらずですが、110円台の重さをみると、円も強そうです。そうなると、クロス円のショートに妙味がありそうです。ただ、すでに売り込まれている通貨も多く、直近のレンジの底値圏からは売りたくはないので、少し辛抱がいるかもしれませんね。