10月6日のポイントー ドルの調整安はそろそろ終了か
- 2021/10/6
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円は、6日連続高→3日連続安→反発となりました。110.80付近が支持になって上昇してきましたね。9月30日の高値112.08から10月4日の安値110.82までの下落の半値戻し水準111.45をしっかり上抜き、0.618戻りの111.60も突破しました。次は、0.786戻り水準がある111.81付近の攻防となりそうです。
しかし、米国株高の翌日の日本市場が下落というのは、なんだかなぁ。岸田ショックと言われているようですが、チャート的には、それ以前から崩れていました。海外では、岸田さんは財務省寄りとの見方もあるようですね。日本株安、そして円売りというのは、なんだか日本が売られているみたいで…。他の多くの国がインフレに苦しむ中、インフレ率の低い国の通貨がさらに売られるって、ちょっと理解しにくいです。相場は人の理解の範疇を超えているということでしょうかね~。
さて、他通貨をみると、ドル売りも徐々に一服となってきました。オージードルが依然として強いですが、ユーロドル、ポンドドルは、そろそろかと思います。ここまでユーロが弱いのは逆に売りにくいです。1.1610-20バックのショートはありでしょう。1.16台に引き付けて、日計りなら、ターゲットは1.1570くらい。オージードルも、0.7300接近で0.7320バックのショートなら面白そうです。