10月21日のポイントー ドル売り場面へ
- 2021/10/21
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円の上値が少し重くなってきましたね。昨日は、10月15日に付けた直近の高値114.46を上抜き、2017年11月6日の高値114.73目前となる114.70まで上昇したものの、同水準で切り返され、NYクローズは114.31、日足は、十字線でした。
今週の日足の終値をみると、114.31-38に位置しており、少なくとも先週のように、高値・安値を切り上げていくような展開ではありません。すでに調整場面に入っていると考えてもよさそうです。
現状は日柄で調整ですが、昨日、激しい売り買いの攻防があったとみられる114.10付近を下抜くようだと、面白くなりそうです。特に19日につけた今週の安値113.88を割り込むと、113円台前半くらいまでの調整はあっても不思議はないです。これまで、一方的に上げてきた相場なので、再度、上昇するにしても、篩い落としは必要かと思います。
短期でショートで考えるなら、114.70超えは撤退を考えるべきかと思うので、114円台半ばの戻りがあれば売ってみればいいかと考えています。
一方、ドルインデックスをみると、高値圏で約3週間続いたもみ合いから、下放れた格好になっています。ユーロドルやポンドドル、そしてオージードルをみればわかるように、ドル売り局面となっている。ドル売りが始まった順番としては、オージー、ポンド、ユーロでした。現在、最強はオージーです。
ユーロドルは、これまで抵抗となっていた1.1620付近を上抜き、昨日の取引をみると、同水準が今度に支持になっています。短期トレードとしては、この水準を参考にリスク・リワードを計算し、ロングで攻めればいいかと思っています。