11月18日のポイントー ドル買い相場はひとまず終了か
- 2021/11/18
- 佐藤りゅうじブログ

きのうの相場は、いろいろ面白かったですね。ドル円は、115円を取れずに、急反落となりました。前日の陽線を否定する形となり、現状は、114円台のロングが捕まっていると思います。この状況ですが、売りと買いこそ違いますが、11月9日の下方レンジブレイクを10日の上昇で否定した動きに似ています。いまは、下攻めしてダメで、上攻めも否定されるといった形です。
今週は、今日と明日の2日残っていますが、今週の引けが、113.76を下回ると、週足は上ヒゲの長い陰線になります。この形になると、買いにくくなりそうです。目先、10月下旬から続いた113円台前半~114円台前半のレンジ相場に押し戻される可能性もありそうですね。そう考えると、いまはレンジの上限に近いです。今日は、まず売り目線で考えてみようと思います。
一方、ユーロドルですが、こちらは、昨日の東京時間に1.1300を割り込み、1.1264まで急落しましたが、そこから1.13台を回復。そして、NY時間に入ると、2度ほど1.13割れの場面があったので、すぐに買い拾われていました。終わってみれば、下ヒゲの長い十字線となっており、チャートは戻りを示唆しています。
東京時間の1.1264の下げ方をみると、大量の投げが出たように思います。相場は軽くなっており、1.13半ば~後半くらいの戻りを考えています。もっとも、まずは前日の欧州の高値1.1332付近をしっかり上抜いてからですけどね。ただ、これまでのように、ストレートはどの通貨も目を瞑ってドルを買っていく相場ではなくなったように思います(ポンドは先行して上げていましたね)。
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