☆来週の予定(1/30~)・・・ECB理事会、英金融政策委員会、米雇用統計、etc.
- 2022/1/30
- 佐藤りゅうじブログ

米連邦公開市場委員会(FOMC)後、パウエルFRB議長の記者会見でドル買いが加速しましたね。予想以上にタカ派でした。28日、金曜日のNY時間の値動きをみると、一旦はドルの調整安場面がきそうですが、大きな流れとしては、まだドル買いが続きそうです。
30日からの週は、豪RBA理事会、英BOE金融政策委員会、ECB理事会と主要中銀の金融政策が相次いで発表されます。オーストラリアの経済指標をみると、雇用の回復が著しいです。英BOEは0.25%利上げ予想となっています。ECBもユーロ圏のCPIが前年比5.0%上昇となっており、いつまでも看過は出来ないでしょう。
RBA、BOE、ECBの中で、もっとも注目は、BOEです。一部では、0.50%の利上げを見込む向きもあります。一方、ECBは、これまでのフォワードガイダンスを繰り返す可能性が高いうえ、ウクライナ問題もあります。ラガルドECB総裁の過去の発言をみても、タカ派的にはなりにくそうです。なんだか、ユーロポンドが大きく動きそうです。
この他にも、4日には米雇用統計も控えています。イベントてんこ盛りの一週間です。
それでは、来週もがんばっていきましょう。
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1月30日からの一週間の主な政治経済イベントは以下の通りです。
—【31日】—————————————————————
日本鉱工業生産指数(12月)
日本小売業販売額(12月)
トルコ貿易収支(12月)
香港小売売上高(12月)
ユーロ圏GDP(4Q)
南ア貿易収支(12月)
独消費者物価指数(1月)
カナダ鉱工業製品価格(12月)
米シカゴ購買部協会景気指数(1月)
休場:中国(春節)取引再開は7日
—【01日】—————————————————————
日本有効求人倍率(12月)
日本雇用統計(12月)
豪小売売上高(12月)
豪RBA政策金利発表
日本自動車販売台数(1月)
スイス小売売上高(12月)
仏消費者物価指数(1月)
独雇用統計(1月)
ユーロ圏雇用統計(12月)
カナダGDP(11月)
米建設支出(12月)
米ISM製造業景況指数(1月)
休場:香港(春節)取引再開は4日
—【02日】—————————————————————
NZ雇用統計(4Q)
ユーロ圏消費者物価指数(1月)
米MBA住宅ローン申請指数
米ADP雇用統計(1月)
OPECプラス閣僚級会合
—【03日】—————————————————————
豪住宅建設許可件数(12月)
豪貿易収支(12月)
トルコ消費者物価指数(1月)
トルコ生産者物価指数(1月)
ユーロ圏生産者物価指数(12月)
英BOE政策金利発表
ベイリー英中銀総裁記者会見
ECB政策金利発表
ラガルドECB総裁記者会見
米非農業部門労働生産性指数(4Q)
米新規失業保険申請件数
米ISM非製造業景況指数(1月)
—【04日】—————————————————————
独製造業受注指数(12月)
仏鉱工業生産指数(12月)
ユーロ圏小売売上高指数(12月)
カナダ雇用統計(1月)
米雇用統計(1月)
カナダIvey購買部協会指数(1月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール