3月17日のポイント― FOMC通過、円売りのピークアウトは?
- 2022/3/17
- 佐藤りゅうじブログ

米連邦公開市場委員会(FOMC)が通過しました。0.25%の利上げは予定通り。ブラードさんが0.50%の利上げを主張したのも、これまでのブラードさんの発言を追っていれば、至極当然だったと思います。
昨年の前半、まだパウエルさんや当時のブレイナード理事が「インフレは一時的」と述べていた時、ブラードさんは、高いインフレとその長期化を懸念し、早く利上げすべきだと主張していました。いまのところ、ブラードさんの経済の見立ては当たっています。0.50%の利上げも近いうちあるかもしれませんね。
さて、マーケットですが、FOMCの結果発表後、ドル買いになりましたが、パウエルさん記者会見で株式市場に配慮した発言をしたこともあり、ドル売りに転じています。ただ、ドル円だけは、円安方向に動いており、ドル売り&円売りの様相です。
ドル円についてですが、NYで付けたプライスは、あまり時を置かず東京でも付けることが多いです。しかし、今日の東京では、昨日の119.12をいまのところ示現できていません。ドル円は、きのうまで8連騰。そろそろ、注意が必要かと思います。今週末か来週のはじめころには、一旦、調整が入ってもおかしくないです。明日、黒田さんが、円安を懸念しているとでも言えば、面白いのですが、そんなことは起きないでしょうね~。
それでは、今日も頑張っていきましょう!
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