3月23日のポイント― そろそろ調整に注意
- 2022/3/23
- 佐藤りゅうじブログ

円売りが止まりませんね。夜討ち朝駆け、押しらしい押しもなく、ドル円は、今朝121.41まで上昇しました。ただ今日は、昨日、一昨日と違い、高値は維持できず、その後、120.80付近まで押し戻される場面がありました。
いまの値位置やこのところの値動きを考えると、恐らくショートはあまり残っていないでしょう。つまり、踏み上げ相場は期待しづらくなっています。また、年度末が近づいており、ここから実需のまとまった買いは入りにくいように思います。
そう考えると、2016年1月29日の高値121.69というチャートポイントに接近したことで、投機玉もポジション調整に動くとみています。一本調子で上げた相場なので、ロングが溜まっているでしょうから、調整幅が多少大きくなる可能性があります。
ただ、その一方で今回の上昇局面にうまく乗れなかった向きや、すでに利食いをし、次の買い場を待っている向きの買いも下には控えていることも予想されます。正直、調整場面がきたとして、どの程度の調整になるのか、思案に困っています。日柄調整の可能性もあるでしょうしね。
こういう相場、一方的な動きをみせた後の相場で、かつ、実需の買いが継続的に入りそうな相場では、プライスではなく、どの価格帯で抵抗帯を作ってくるかみてから、参戦した方がいいかなぁと考えています。121.41が今年の高値ではないでしょうし、慌てず、ゆっくり買い場を探していければと思います。
それでは、今日も頑張っていきましょう!
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