3月29日のポイント― 日銀、油をそそぐ
- 2022/3/29
- 佐藤りゅうじブログ

凄い相場になってきましたね。日銀が世界の投機資金を一気に集めたようです。ドル円が、125.09まで駆け上がり、その後、123.15付近まで下げて、目先天井を付けたかと思っているのですが、買いも強いです。今日の東京序盤に124円台前半まで押し戻される場面がありました。仲値に向けた動きでしたが、前日に125.09以降の動きとみると、123.10-124.40のレンジとなっています。そして、123.70-80水準を抜くか、止まるかで、日計りの方向が決まるといった感じです。
スウィング取引で考えると、中長期の上昇トレンドは維持されているので、122.50付近に引き付けて買いを考えています。ただ、その水準は意識されやすいので、もう少し手前で試し玉を入れて、2弾、3弾を用意しながらということになりそうです。
しかし、値動きが荒いですね。ほんの数カ月前は、一日の値幅が30-40銭の日もありましたが、きのうなど数秒でこのくらい抜くことがありました。まぁ、さすがに昨日は、行き過ぎでしょうが、まだ、しばらく値動きの荒い展開が続きそうです。日銀が油を注ぎましたね。経常赤字と原油価格の上昇、そして、日銀の政策をみると、短期的にドル円が押しても、そこは買い場でしょう。
日銀は、どこかで方向転換をすると思うのですが、黒田さんの任期中は難しいのかも。円売り介入で名をはせた、黒田さんの最後の介入は「円買い介入」となったりして・・・。
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