3月31日のポイント― ユーロ、上放れる
- 2022/3/31
- 佐藤りゅうじブログ

昨日のドル円は、東京時間に大きく下落しましたが、欧州、NY時間は121.80を中心に上下20銭前後でのもみ合いとなり、仕掛け的な動きはあまりみられませんでした。前日の安値は121.32でしたが、3月4日の安値114.65から28日の高値125.09まで上昇の38.2%押しの水準が121.11に位置していることもあり、121円台前半は押し目買い意欲が強そうですね。この水準を割ってくると、半値押しの水準の119.88が意識されます。
ただ、ドル円の大きな流れは依然として上昇トレンドです。121円台前半あたりからは、突っ込んで売ることよりも、買い場を意識していこうと考えています。まぁ、明日は雇用統計が控えていますので、今夜もあまり動かないかもしれませんけどね。
昨夜、ドル円の値動きが少し落ち着いていたので、他通貨をみていたのですが、ユーロがムクムクっと起き上がってきました。ECBのメンバーからタカ派的な発言が出ており、ここにきて利上げの話がでてきました。ユーロドルは、3月9日以降、NYクローズが1.09台&1.10台となっていましたが、昨日はここから上放れました。この形だと、放れた方に100ポイントから動くことが多いです。今日、1.11台前半に押すところがあれば、買い拾ってみようと思っています。
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