☆来週の予定(4/3~)・・・RBA理事会、米ISMサービス業景況感指数、米FOMC議事録、etc.
- 2022/4/2
- 佐藤りゅうじブログ

今週も円がよく動きましたね。ドル円は、3月28日に2015年8月以来6年7カ月ぶりとなる1ドル=125.09まで上昇しました。そこから、3月31日には121.28までの調整となりました。
その後、雇用統計を受けて、123円台を回復しましたが、1日の引けは122.57でした。最近、NY終盤は買われることが多いのですが、1日は雇用統計でやり尽くしたのか、中盤は値を削り、終盤は小動きでした。
日柄的にはもう少し調整があってもいいように思います。ただ、現在、支持となっている121円台前半は、3月4日から28日までの上昇の38.2%押しの水準であり、押し目買い意欲が強いです。この水準が維持されるなら、来週は再度上値を試しそうです。
さて、来週ですが、5日にRBA理事会が開催されます。最近のオージードルは、0.75台では上値が重いのですが、下値も限られており、理事会で金融引き締めの話が出てくれば、0.75台の売りを飲み込んで一段高となる可能性もありそうです。
また、6日にはFOMC議事録が公表されます。前回のFOMCでは2020年3月から続けてきたゼロ金利政策を解除されました。現在、米国は40年ぶりにインフレ水準であり、連続利上げだけでなく、0.50%の利上げの視野に入っています。議事録で積極的な利上げが示唆されれば、ドル買いにつながりそうです。ただ、ドットチャートをみると、ずいぶん、意見が分かれていたようにも見えるので、そのあたりは注意したいです。
来週も頑張っていきましょう!
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4月3日からの一週間の主な政治経済イベントは以下の通りです。
—【03日】—————————————————————
豪・NZ、標準時間に移行
—【04日】—————————————————————
独貿易収支(2月)
トルコ消費者物価指数(3月)
トルコ生産者物価指数(3月)
ベイリー英中銀(BOE)総裁 講演
米製造業受注(2月)
米耐久財受注(2月)確報値
カンリフ英中銀(BOE)副総裁(金融安定担当) 講演
—【05日】—————————————————————
日本勤労者世帯家計調査(2月)
豪RBA政策金利
仏鉱工業生産指数(2月)
仏サービス業PMI確報値(3月)
独サービス業PMI確報値(3月)
ユーロ圏サービス業PMI確報値(3月)
英サービス業PMI確報値(3月)
米貿易収支(2月)
カナダ貿易収支(2月)
米サービス業PMI確報値(3月)
米ISM非製造業景況指数(3月)
ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事 講演
ウィリアムズ米ニューヨーク地区連銀総裁 討論会参加
—【06日】—————————————————————
独製造業受注指数(2月)
デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁 講演
ユーロ圏生産者物価指数(2月)
レーン欧州中銀(ECB)専務理事(チーフエコノミスト) 講演
米MBA住宅ローン申請指数
ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁 講演
カナダIvey購買部協会指数(3月)
米FOMC議事録
—【07日】—————————————————————
豪貿易収支(2月)
日本景気動向指数(2月)
スイス雇用統計(3月)
独鉱工業生産指数(2月)
ユーロ圏小売売上高(2月)
ピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト 講演
米新規失業保険申請件数
ブラード米セントルイス地区連銀総裁 講演
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁、エバンス米シカゴ連銀総裁、討論会参加
米消費者信用残高(2月)
ウィリアムズ米ニューヨーク地区連銀総裁 挨拶
—【08日】—————————————————————
日本経常収支(2月)
日本貿易収支(2月)
日本景気ウォッチャー調査(3月)
パネッタ欧州中銀(ECB)専務理事 講演
ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁 講演
カナダ雇用統計(3月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール