4月6日のポイント― 再び円売りか
- 2022/4/6
- 佐藤りゅうじブログ

昨日は、ブレイナード砲炸裂で厚かったドル円の123円前後の売りを突破しましたね。ブレイナードさんは、イエレン現財務長官の後継者と言われていた時期もあり、ハト派の代表格でもあります。そんな方が「バランスシートを5月にも急速なペースで縮小」と発言したので、市場もびっくりでした。ただ、このところ利上げについても、積極的な言及があったうえ、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)のドットチャートでは、年合計7回の利上げを意図したとみられており、最近は必ずしもハト派ではありませんでした。まぁ、いまのインフレ率から考えれば、当たり前と言えば当たり前ですかね。
さて、ドル円ですが、今日の東京時間の序盤に124.05まで上昇しましたが、この水準でまとまった売りが出たようで、123.75付近までズルっと落ちる場面がありました。その後も124円の手前までいきますが、124円台乗せには至っていません。欧州勢は、いまのところ、あまり積極的には、ドルを買っていません。ただ、クロス円をみると、円売りの流れになっているので、結局は円を売りたいようです。
今夜のNYも、まずは対円を中心にドルが買われると考えています。124円の突破に失敗すれば、一旦は下をやるかもしれませんが、そう遠くないタイミングでもう一度、125円をやるのではないかと思っています。
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