4月13日のポイント― ドル円は130円が視野に、135円も?
- 2022/4/13
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円、押しても上げても買いが入ってきますね。昨日、米消費者物価指数のあと124.75付近から125円台半ばまですぐに戻しましたし、今日の東京終盤に2015年6月5日の高値125.86を突破すると126.32付近まで急騰しました。その後、126円前後まで押し戻されています。
今週は、金曜日がグッドフライデーで多くの市場が休場になるうえ、明日、木曜日も米債市場は短縮取引になるので、今日のNY市場あたりからポジション調整の動きが出てきてもよさそうです。
ただ、いまの値動き、そしてファンダメンタルズをみると、大きな流れとして円売りは変わりそうにないので、突っ込んだところは買っていきたいと思っています。黒田さんは、緩和政策を変更する気はなさそうですしね。
チャートをみると、126円台、127円台には特に目立ったチャートポイントはありません。128円台に入ると2002年5月14日の高値128.79,129円台には同年5月9日の高値129.08があるくらいで、そして130円となります。
20年前のプライスがチャートポイントとして機能することはないですが、まぁ、目安くいらいにはなるかもしれません。ということで、いよいよ130円が視野に入ってきたように思います。ちなみに、2002年は黒田さんの財務官時代で、2月には135円という歴史的な高値を付けています。
135円って聞くと凄いですが、3月中旬は115円台だったものが、いまは126円台ですので、何が起こるか分かりません。また、中銀総裁が通貨安を容認しているので、世界中から仕掛けが入ってもおかしくないはないです。そう考えると、135円はともかく、130円は射程内でしょう。もちろん、何だかの要因で急落もあるでしょうが、いまの日銀のスタンスが変わらないなら、そこは絶好の買い場となりそうです。
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