☆来週の予定(4/17~)・・・中国経済指標、米中古住宅販売件数、ユーロ圏消費者物価、etc
- 2022/4/16
- 佐藤りゅうじブログ

今週もドル円が上昇しましたね。これで11連騰です。15日はグッドフライデーのため、値動きが悪くなるかと思ったのですが、値幅は81銭、前日比で58銭も上昇し、126.46で引けました。
週足をみると、6週連続陽線、値幅が2.67円、前週比2.12円台となっています。125円台にしっかりと乗せたあたりから、口先介入が多くなってきましたが、マーケットの反応は鈍いです。
相場ですので、いずれ反落する場面もあるでしょうが、押し目買いが機能している相場なので、なかなか大きな押しも入りいくいでしょう。いよいよ130円が射程に入ってきた感じです。
さて、来週ですが、3月の米中古住宅販売件数が発表されます。米国では、今週、30年固定住宅ローン金利の平均が5%台に乗せてきました。これは、2011年2月以来のことです。米中古住宅販売件数は、2月まで6カ月連続で前年同月を下回っています。物件が少ないうえ、住宅価格が高騰しているためです。
今回発表される数値が、予想を下回る内容となれば、米景気減速の懸念から、ドル高に水が差される可能性もありそうです。住宅市場が崩れると、経済への影響が大きいですから、注意深くみていきたいと思います。
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4月17日からの一週間の主な政治経済イベントは以下の通りです。
—【18日】—————————————————————
英ライトムーブ住宅価格(4月)
中国GDP(1Q)
中国鉱工業生産指数(3月)
中国小売売上高(3月)
休場:英・独・スイス・豪・NZ市場
—【19日】—————————————————————
日本鉱工業生産指数(2月)
米住宅着工・許可件数(3月)
—【20日】—————————————————————
日本貿易収支(3月)
豪ウェストパック先行指数(3月)
独生産者物価指数(3月)
南ア消費者物価指数(3月)
ユーロ圏鉱工業生産指数(2月)
ユーロ圏貿易収支(2月)
米MBA住宅ローン申請指数
カナダ消費者物価指数(3月)
米中古住宅販売件数(3月)
—【21日】—————————————————————
NZ消費者物価(1Q)
トルコ消費者信頼感指数(4月)
香港失業率(3月)
ユーロ圏消費者物価指数(3月)
米フィラデルフィア連銀景況指数(4月)
米新規失業保険申請件数
米景気先行指数(3月)
—【22日】—————————————————————・0
日本消費者物価指数(3月)
英小売売上高(3月)
ユーロ圏経常収支(2月)
香港消費者物価指数(3月)
カナダ鉱工業製品価格(3月)
カナダ小売売上高(2月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール