4月20日のポイント― ドル円は調整へ
- 2022/4/20
- 佐藤りゅうじブログ

今日の東京時間の下げは、迫力ありましたね。いつものように、朝方は買われて7時台に129.40まで上昇しました。その後、一時129円を割り込むなどギクシャクした動きをしながら、129.40を試したのですが、これが抜けないと、11時ころから売りが先行し、お昼過ぎには128.06まで急落しました。この下げは、利食いも多かったでしょうが、朝に買った向きの投げもそうなりにあったと思います。129円台を買うということは、130円乗せを最初のターゲットにしたいたでしょうしね。
その後の、戻りはいまのところ128.75付近までとなっています。今日の東京の急落をみても、ロンドン勢やNY勢が買ってくるのか、注目したいです。まぁ、今日はG20に日米財務相会合があるので、買いにくそうですけどね。ドル円は、13連騰もやったので、それなりの調整があっても不思議はないです。ポイントは、127.80-128.00付近あたりかと思っています。このあたりで下げ止まるなら、また、どこからともなく買いが出てくるでしょう。逆に割るようなら、126円台はあるかなと思っています。
相場の流れとしては、ドル売りになっています。ユーロ、ポンド、オージーなどが対ドルで上昇しています。この展開だと、クロス円が下げにくいので、ドル円の下値が限定されそうです。ドル円の急落を想定するなら、円買い&ドル買いなり、クロス円の下げが強まった時とみています。
ただ、これはあくまで短期目線の話。長期で考えると、今回の円売りが金利や金融政策だけでは、説明できないことも多く、大きなお金の流れが変わったように思っています。
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