4月26日のポイント― 8週目にして月曜に陰線たつが・・・
- 2022/4/26
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円は、現在、7週連続陽線となっており、今週は上げの8週目になります。過去7週間、毎月曜日は陽線でした。しかし、昨日はついに陰線となりました。もっとも、この間、一方的な上昇相場だったので、日足35本中、陰線はわずか6本しかないので、月曜日に陰線が立たなかったのは、たまたまかもしれません。ただ、月曜日の高値・安値を抜いた方にマーケットが動くことは多いので、その点においては、そろそろ注意をした方がいいのかなと思っています。
相場ですので、いつまでも上げ続けることはないです。今年のドル円の高値が4月20日の129.40とも思ってもいないですが、上げるためには下げも必要ということです。その下げが、127円台前半では、3月31日の121.28から4月20日の129.40まで8.12の上げ幅に対して、少し足りないかなと考えています。個人的には、126円台で拾いたいと思っていますが、なかなか来ませんね。
今回のドル円の上昇がこれまでドル円の上昇局面と大きく違うのは、東京時間にしっかり買われていることです。ご存知のように、いまの為替相場のメインプレイヤーは、欧州勢とNY勢です。ですので、相場が大きく動くのは、この時間帯が多いです。しかし、この相場は東京時間からしっかり買われています。恐らくは、最近の急激な円安や商品価格の上昇により、実需が十分なドルの手当てが進んでいないのでないでしょうか。
だとすれば、押し目は浅くなるでしょうし、投機筋もそれを見越して、押し目は拾ってきます。そうなると、なかなか、大きな調整はなさそうです。「押し目待ちに押し目なし」となる可能性もありそうです。
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