5月13日のポイント― ドル円は戻り売り、ユーロドルはパリティを目指す?
- 2022/5/13
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円、激しい動きになっていますね。昨日は、欧州時間に129.50付近の厚い買いを飲み込んで下落すると、129円も下抜き、5月4日の安値128.63も割り込みました。これで、4月28日の高値131.25と5月9日の高値131.35でダブルトップが形成され、NY時間には127.52まで急落しました。引けにかけては戻して128円台前半。そして、今日の東京時間には、実質的にゴトウビであることなどから買われて、一時129.35付近まで戻す場面がありました。
きのう、下げが加速したのが、129.50あたりからでしたが、いまのところ、同水準までは戻していません。チャート的には崩れているので、戻り売り場面かと思います。ただ、いまの相場を主導しているのが、欧州、NY勢ですので、少しロンドン時間をみたいところです。また、下値も128円を割れないなら、再度戻りを試しそうなので、128-129.50前後のレンジ想定で逆張りもありそうです。
ところで、ユーロドルがズルっと下げましたね。4月28日の安値を下抜き、1.03台後半まで水準を引き下げました。これまで、1.04台では買われていましたが、この水準をしっかり割り込んでことで、次のステージに入ったように思います。目先、戻り場面もあるでしょうか、そこが売り場となり、パリティを目指す流れも想定してします。
また、ユーロドルやオージドルを取引するとき、ユーロオージーを参考にしているので、なんだか、時間足でみるとダブルトップを付けそうな格好になってきました。ネックラインが1.5000なのですが、ショートを仕掛けてみようかと考えています。