☆来週の予定(5/15~)・・・日本消費者物価、米小売売上高、要人発言多数、etc.
- 2022/5/14
- 佐藤りゅうじブログ

今週も為替市場は、大きく動きましたね。ドル円は、月曜に131.35まで上昇しましたが、同水準で上値が重くなると、木曜日には127.52まで下落、金曜日は129.45まで戻して129.22付近で引けました。
上値のポイントは、129.50前後で考えており、このあたりをバックに戻り売りもいいかと思っています。買いなら127.50あたりをバックにしたいです。大きな流れとしてのドル円の上昇トレンドは変わりないとみていますが、短期・中期では少し状況が変わってきたので、注意したいと思います。
ユーロドルは、金曜日に1.0350まで下落し、引けは1.0412でした。1.03台は2017年以来の安値です。この価格帯は強い抵抗ですので、短期は押し目買いも面白そうです。ただ、この水準を割ってしまうとパリティかな?と思っています。
さて、来週ですが、日本の消費者物価指数が発表されます。今回発表される4月分から携帯料金の通信料の押し下げ効果が剥落します。すでに発表された東京都区部の消費者物価指数は、前年同月比1.9%上昇でした。全国の数値も高いものになりそうです。
注目は17日(火)に発表される米小売売上高です。米国のインフレが個人消費を下押しする形となれば、株安、債券高(金利は低下)流れから、ドルが売られる可能性もありそうです。
また、来週はパウエルFRB議長やラガルドECB総裁など要人発言も多く、相場を動かす材料となりそうです。
来週もボラティリティの高い一週間になりそうですが、頑張っていきましょう!
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15日からの一週間の主な政治経済イベント
—【16日】—————————————————————
英ライトムーブ住宅価格(5月)
中国鉱工業生産指数(4月)
中国小売売上高(4月)
トルコ経常収支(3月)
ユーロ圏貿易収支(3月)
米NY連銀製造業景気指数(5月)
カナダ製造業出荷(3月)
カナダ卸売売上高(3月)
ウィリアムズ米ニューヨーク地区連銀総裁 討論会参加
ベイリー英中銀(BOE)総裁、ラムスデン英中銀(BOE)副総裁(市場、銀行担当)、
ハスケル英金融政策委員会(MPC)委員、
ソーンダーズ英金融政策委員会(MPC)委員 講演
米対米証券投資(3月)
—【17日】—————————————————————
豪中銀(RBA)理事会議事録(5月3日開催分)
英雇用統計(4月)
ユーロ圏GDP(1Q)
カンリフ英中銀(BOE)副総裁(金融安定担当) 講演
ブラード米セントルイス地区連銀総裁 講演
米小売売上高(4月)
米鉱工業生産・設備稼働率(4月)
ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁 講演
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 インタビュー
メスター米クリーブランド地区連銀総裁 挨拶
エバンズ米シカゴ地区連銀総裁 講演
—【18日】—————————————————————
日本GDP(1Q)一次速報
豪ウェストパック先行指数(4月)
日本鉱工業生産指数(3月)
英消費者物価指数(4月)
英小売物価指数(4月)
英生産者物価指数(4月)
ユーロ圏消費者物価指数(4月)
米MBA住宅ローン申請指数
南ア小売売上高(3月)
米住宅着工・許可件数(4月)
カナダ消費者物価指数(4月)
ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁 講演
—【19日】—————————————————————
NZ生産者物価指数-投入高(1Q)
日本貿易収支(4月)
日本機械受注高(3月)
豪雇用統計(4月)
ユーロ圏経常収支(3月)
香港失業率(4月)
カナダ鉱工業製品価格(4月)
米新規失業保険申請件数
米フィラデルフィア連銀景況指数(5月)
デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁 講演
南ア政策金利
米中古住宅販売件数(4月)
米景気先行指数(4月)
ホルツマン・オーストリア中銀総裁 講演
—【20日】—————————————————————
NZ貿易収支(4月)
日本消費者物価指数(4月)
英小売売上高(4月)
独生産者物価指数(4月)
ピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト 講演
トルコ消費者信頼感指数(5月)
ホルツマン・オーストリア中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁、
ベイリー英中銀(BOE)総裁 講演
—【21日】—————————————————————
豪総選挙
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール