5月18日のポイント― ドル円、難しくなってきました
- 2022/5/18
- 佐藤りゅうじブログ

注目された昨日の4月の米小売売上高ですが、前月比0.9%増となりました。アナリスト予想の中央値と一致した内容でした。高インフレ下ですが、リベンジ消費もあり自動車の購入や外食への支出が拡大しています。個人消費は引き続き堅調のようです。
これを受けて米株は堅調に推移したのですが、米債市場や為替市場が素直な値動きとはいきませんでしたね。特にドル円は129.78まで上昇してから、129.07まで急落するなど、激しく動きました。大きくみれば、128.50-130円前後のレンジ相場とみればいいのでしょうが、相場としてはあまり質のいい相場とは言えず、難しい局面だと感じています。
昨日も述べましたが、長期で考えれば、押し目買いでいいでしょうが、短期では129円台半ばは、いまのところ売りに分があるようです。また、これまでと違い、東京時間に売ってくるのも何だか気になります。こういう相場は、往復ビンタを喰らいやすいので、静観するのもいいかと思っています。
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