5月27日のポイント― ドル円、難儀ですわ
- 2022/5/27
- 佐藤りゅうじブログ

スッキリしない相場が続いてますね。昨日の一時的な円急騰は、黒田日銀総裁の「出口戦略」という言葉を英訳した「exit」にAIが敏感に反応したようですね。ドル円、あれだけ、動いたということは、それなりに円ショートが溜まっていたのかもしれません。
その後、127.40付近まで戻したのですが、戻りが127円台半ばで止まってしまうのをみると、買いも続かずで、難儀な相場ですね。ただ、4時間足をみると、下降トレンドは継続しており、下を試しそうにはみえます。短期のショートは維持しています。126円を割って、125円台前半を想定はしているのですが・・・。
125円台まで下落すると、戻りも相応にありそうなので、そこは長期のロングを仕込みたいと考えています。ただ、このところ、米株が上昇、ダウの9週連続安が回避されそうな状況にもかかわらず、米債は買われ(金利は低下)ていること、VIXも低下してとはいえまだ27台に位置しているのをみると、やはり、いまの米株の戻しはアヤ戻しの域を出ません。
となれば、来週、メモリアルデー明けの火曜日から始まる米国市場は、再びリスクオンの可能性が出てくるのかなと思っています。長期でのドル円のロング目線には変わりありませんが、当初の予定よりロットは減らそうと考えています。
ところで、ユーロドルが1.0750を上抜いてきました。これで1.09台が視野に入ってきたと思います。神経質な値動きをするドル円に疲れたら、ユーロドルの取引が考えてみても良さそうです。ユーロポンドがダブルトップっぽくなっているのが気掛かりで、ポンドドルのロングの方が大きく取れる可能性はありますが、私、ポンドドルと相性があまり良くないので、ユーロドルのロングにしておきます。
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