5月31日のポイント― 円売りからドル買いへ
- 2022/5/31
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円が128円台に上昇してきました。昨日の欧州時間の円売りは、ちょっと油断していました。NY不在のため、日中足で上昇しても、最終的には127円台前半に押し戻されると考えていました。そして、今日の東京午前は、円売りからドル買いへと変わってきました。クロス円が重くなってくるとドル円も上値を追いにくくなっています。
さて、ここからですが、いまのところ128円が支持になっていますが、買いはできれば、これまで抵抗となっていた127円台半ばに下落して、再度、上昇してくるような場面で作りたいと思っています。127円台半ば~128円台の上昇が少し速すぎて、新規でロングを作るには、もう少し時間を掛けて値固めをするような局面が欲しいなと思っています。
他通貨をみると、先週金曜日に強かったオージードルが0.7160の手前で下げ渋っています。0.7140-60は比較的強い支持になりそうなので、再度、落ちてくるようなら打診買いを考えています。ユーロドルは、1.07付近で買いを考えています。今週はISM景況感指数、雇用統計があり、そして、再来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えています。FOMCが迫るにつれて、再びドル高になるかと思っていたのですが、思っていたより早いです。
ところで、マーケットは、米国のインフレがピークアウトしたとみているふしもありますが、どうなんでしょうね~。エネルギー需給、特にガソリン需給や産油国の動きをみると、そう簡単にインフレ圧力が弱まるとは思わないのですけどね~。
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