6月10日のポイント― NY勢に変化?
- 2022/6/10
- 佐藤りゅうじブログ

昨日のドル円は、東京・欧州とNYは別の顔でしたね。ただ、取引していて持ったのですが、一昨日あたりからNY勢の買いの質が少し変わっているように感じています。ドル買い・円売りの姿勢は維持しているのですが、先週から続いていた、「強い買い」というか、腕力で持っていくような買いではなくなっており、厚い壁にぶち当たったと思ったら、素直に引いていくような値動きです。
実は、昨日、東京の朝方に134.36で試し売りをしていました。8日のNY序盤の134.45まで上昇した後、133.60まで下落した値動きに違和感を覚えたのでね。ポジションを持った時は、買いが強く、「うわ怖っ」って思っていたのですが、しばらくすると、す~っと値動きが軽くなっていき、スルスルと値を消していきました。
一昨日からの値動きは、今夜の米CPIや135円という大台を前にしてポジション調整を行っているのかもしれませんが、正直、詳細はわかりません。板でも見れれば、もう少しわかるのですが・・・。
基本的にドル円の買い方針は変わらないのですが、ポジションサイズを少し絞る方がいいかなと思っています。昨日も述べましたが、積極的に臨むなら、短期のショートも妙味がありそうな場面です。
さて、今夜はCPI。荒れそうですね。ドル円は、高い数値出て、材料出尽くしとなるのか、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて一段高となるのか、それとも、高い数値が出て、株安からリスクオフのドル買い&円買いなんてシナリオもあるかもしれません。いずれにしても、相場が動く=チャンスです。今夜も頑張っていきましょう!
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