6月15日のポイント・・・ いよいよFOMC、その前にECB緊急理事会
- 2022/6/15
- 佐藤りゅうじブログ

今夜はいよいよ米連邦公開市場委員会(FOMC)です。ここにきて利上げのメインシナリオがこれまで0.50%から0.75%となっています。CMEのFFレート先物市場では、すでに0.75%の利上げを94.8%織り込み、残りの5.2%は1.00%の利上げを織り込んでいます。つい一週間前は、0.50%の織り込み度が91.8%で0.75%が8.2%でしたから、大きく様変わりしました。
0.75%がほぼ織り込まれているということは、実際に0.75%の利上げなら、材料出尽くしで、一時的に、株が反発、金利低下で為替はドル売りになるのかな?0.50%ならインフレ圧力がさらに強まるとの見方から、株急落&金利上昇、ドル買い。1.00%の利上げだと、株価暴落ですかね。ドルは買われそうですが。
ただ、これまで0.50%とアナウンスしていたものを0.75%にするとなれば、それはそれでFRBからの強いメッセージです。いずれにしても、今夜の相場が大荒れとなりそうです。
しかも、ECBの緊急理事会を日本時間の18時からやるようですし・・・。独伊債のスプレッドなどが議題だと思いますが、まさかの利上げなどされたら、大混乱ですわ。
しかし、日銀どうするのかな~。介入が理解されなくても、昔はやっていたけどね。YCCに向かうヘッジファンドも出てきたみたいですね。
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