6月17日のポイント・・・ ドル円は依然として調整安の可能性も
- 2022/6/17
- 佐藤りゅうじブログ

スイス国立銀行(SNB)の予想外の大幅利上げが、パウエル相場を一掃してしまいました。SNBは、2015年1月15日のスイスショックもそうですが、時として相場の流れを一転、もしくは加速させることをやってくれますね。昨日は、スイスの利上げで、一気にリスクオフの流れになりました。特に米債市場は、メチャクチャ、値動きが荒かったです。
そしての日銀金融政策決定会合も凄かったです。政策変更はないと発表されると、ドル円は、133.35付近から134.60近辺まで急騰、そして132.30付近まで暴落、その後、134円台半ばまで戻しました。132.30に暴落する際は、値が飛ぶ場面があり、久しぶりに数10銭単位で価格が落ちていくのをみました。火元が日銀とは・・・。
さて、ここからですが、基本的にドル買いで推移しそうですが、135円台はなかなか簡単な水準ではなさそうです。水曜日の欧州時間から134円台半ばが重くなっているも、気掛かりです。引き続き、短期的には調整安もあるかとみています。
トレードとして考えるなら、ドル円は値動きが荒くなっているので、同じドル買いをするなら、ユーロドルやポンドドルの戻る売りもいいかと考えています。
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