<雑感>メキシコ中銀、9会合連続で利上げへ、利上げ幅は0.75%に

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6月23日、メキシコ中銀が政策金利を発表します。現在、メキシコは、高いインフレ率に悩まされており、前回、5月12日の会合では、0.50%の利上げが決定され、政策金利が6.50%から7.00%に引き上げられました。これで8会合連続の利上げとなっています。しかし、インフレ率は高止ましたままです。また、先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBが0.75%の利上げに動いたこともあり、次回、6月23日の会合では、0.75%の利上げが予想されています。

6月9日、国立統計地理情報院(INEGI)から発表された2022年5月の消費者物価指数(CPI)は、前月比0.18%上昇となり、前月の+0.54%上昇からは伸びが鈍化しました。ただ、前年同月比は7.65%上昇、農産物やエネルギーを除くコア指数は、同7.28%の上昇と高止まりの状況となっています。一方、雇用状況をみると、4月の失業率は3.06%と前月の2.97%からわずかに悪化しました。ただ、依然として低い水準を維持しています。

メキシコ銀行のインフレ目標のレンジ上限は4%です。現在、これを15カ月連続で上回っています。現時点の政策金利からインフレ率(5月の消費者物価指数7.65%)を引く実質金利は、-0.65%であり、今回の金融政策委員会で0.75%の利上げが実施されても、ようやく小幅プラスプラス(+0.10%)です、利上げ余地はまだありそうです。また、雇用状況が良好なことから、積極的な利上げも引き続き可能でしょう。

メキシコペソ・円の値動きをみると、6月16日にスイス国立銀行(SNB)の大幅利上げの影響などからドル円が131円台まで突っ込んだ際に、6.389円まで下落しましたが、その後、急速に戻し、現在は6.670円付近です。17日の日銀金融政策決定会合、そして黒田日銀総裁の記者会見をみると、日銀の緩和政策はまだしばらく継続されそうです。その一方で、メキシコ中銀の利上げ姿勢は強さを増しています。このため、目先、6月9日の高値6.867円を試す可能性がありそうです。また、中長期的には、7.000円を視野に入れた展開になりそうです。

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