6月22日のポイント・・・ ドル円は137円台が視野に入る
- 2022/6/22
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円が136円台に入ってきましたね。135円台は、節目であり、かつて円買い介入した水準でしたが、これをしっかり上抜いてきました。17日の日銀金融政策決定会合、そして黒田日銀総裁の記者会見が全てだったと思います。
海外勢は、16日の131円台までの下落をみても日銀の政策変更を少なからず想定していたと思います。しかし、蓋を開けて見れば何も変わらず、円安のお墨付きをもらったようなものです。
ここからですが、日銀は急激な円安を放置するわけではないので、東京市場はなかなか円安に振れにくくなると思います。137円台、138円台では口先介入やレートチェックの噂なども出てくるでしょう。円安に動くとすれば、昨日のように欧州時間以降となりそうです。逆に言えば、ドル円の買いが仕込むなら、東京時間、仲値決定後に落ちたところなどはいいかなぁと思っています。
逆にいまの円安が終わるケースですが、日銀の政策変更がなければ、ドルの信認が落ちた時です。市場の目が、米国の景気減速に向かった時と考えています。
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