6月24日のポイント・・・景況感悪化、商品安ならオージー軟化
- 2022/6/24
- 佐藤りゅうじブログ

きのうはPMIで相場が大きく動きました。欧米の景況感の悪化が目立ちます。米債金利の下落しており、ドル円の買いは一服です。今日の引け値次第ですが、いまの流れからいくと今週の週足は、上ヒゲが長くなりそうです。22日の高値136.71を突破するには、少し時間が必要になるかもしれませんね。
他通貨をみると、全体的にドル売りが優勢となっており、スイスフランは引き続き強く、ポンドとユーロは崩れそうで崩れず、もみ合いといった状況です。ポンドとユーロは、ちょっと取引しにくいなぁと思っています。
そんな中、ジリジリと水準を引き下げているのが、オージーです。世界的に景況感が悪化し、商品価格が下落しているため、売りが出ているように思います。オージー・ドルは、5月12日に付けた年初来安値0.6829や節目の0.6800がといった大きなポイントに差し掛かってきました。チャート的には、2020年6月15日の安値0.6776が最後の砦で、ここを割り込むと0.6600付近まで、現時点では支持らしい支持がみあたりません。
個人的には、オージーは、2週間くらい前までは強気で考えていたのですが、商品価格の下落を受け、状況が変わってきました。長期では、まだ買いでいいと思っていますが、短期的には売りに妙味がありそうです。
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