☆来週の予定(6/26)・・・ECBフォーラム、中国PMI、米ISM製造業景況感指数、etc.
- 2022/6/25
- 佐藤りゅうじブログ

今週は米株の急反発が目を引きました。特に24日はS&P500が3.06%上昇、ナスダック総合株価指数が3.34%と大きく上昇しました。S&P500は、1日の上昇率としては2020年5月以来最大となったそうです。FRBの積極的な利上げが、相場に早期のインフレ鎮静化と、その後の利下げによる景気拡大見通しを与えたようです。
一方、為替市場に目を向けると、今週はドルがやや弱かった印象です。利上げによる景気減速、コモディティ価格の下落が、ドル買いが鈍らせたようです。米債金利も6月14日あたりをピークに低下しています。この動きが一時的なものなのか、判断がつきかねます。ただ、今週について言えば、先週の中銀ウィークを経て、市場が少し落ち着きを取り戻したとは言えそうです。
さて、来週ですが、G7サミット、ECBフォーラム、NATO首脳会議、OPECプラス閣僚会合など国際会議が目白押しです。ECBフォーラムでは、パウエルFRB議長、ラガルドECB総裁、ベイリー英中銀の総裁の討論会も予定されています。要人発言で、相場が大きく動く可能性もありそうです。
経済指標に目を向けると、次回のRBA理事会では、0.50%の利上げの見通しが出てきたオーストラリアの5月の小売売上高が発表されます。この他にも中国のPMI、日銀短観、米ISM製造業景況感指数など、注目の指標が多く発表されます。
来週もボラティリティの高い一週間になりそうです。頑張っていきましょう!
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26日からの一週間の主な政治経済イベント
—【26日】—————————————————————
G7サミット(独エルマウ、28日まで)
—【27日】—————————————————————
日本景気動向指数(4月)
ビルロワドガロー・フランス中銀総裁 講演
香港貿易収支(5月)
米耐久財受注(5月)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演
米2年債入札(460億ドル)
米5年債入札(470億ドル)
ECBフォーラム(29日まで)
—【28日】—————————————————————
仏消費者信頼感指数(6月)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演
レーン欧州中銀(ECB)専務理事(チーフエコノミスト) 講演
エルダーソン欧州中銀(ECB)専務理事 講演
カンリフ英中銀(BOE)副総裁(金融安定担当) 講演
パネッタ欧州中銀(ECB)専務理事 講演
米住宅価格指数(4月)
米S&Pケースシラー住宅価格指数(4月)
米消費者信頼感指数(6月)
米7年債入札(400億ドル)
—【29日】—————————————————————
日本小売業販売額(5月)
豪小売売上高(5月)
デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁 講演
米MBA住宅ローン申請指数
独消費者物価指数(6月)
米GDP確報値(1Q)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、
ベイリー英中銀(BOE)総裁 討論会参加
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演
メスター米クリーブランド地区連銀総裁 講演
ブラード米セントルイス地区連銀総裁 挨拶
北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(30日まで)
—【30日】—————————————————————
日本鉱工業生産指数(5月)
中国製造業PMI(6月)
独小売売上高指数(5月)
英ネーションワイド住宅価格(6月)
英GDP確報値(1Q)
スイス小売売上高(5月)
仏消費者物価指数(6月)
仏生産者物価指数(5月)
スイスKOF先行指数(6月)
トルコ貿易収支(5月)
独雇用統計(6月)
OPECプラス閣僚級会合
香港小売売上高(5月)
ユーロ圏雇用統計(5月)
南ア生産者物価指数(5月)
南ア貿易収支(5月)
カナダGDP(4月)
米個人所得・支出(5月)
米新規失業保険申請件数
米シカゴ購買部協会景気指数(6月)
—【01日】—————————————————————
日本有効求人倍率(5月)
日本雇用統計(5月)
日銀短観(2Q)
中国財新製造業PMI(6月)
日本自動車販売台数(6月)
仏製造業PMI確報値(6月)
独製造業PMI確報値(6月)
ユーロ圏製造業PMI確報値(6月)
英製造業PMI確報値(6月)
ユーロ圏消費者物価指数(6月)
米製造業PMI確報値(6月)
米建設支出(5月)
米ISM製造業景況指数(6月)
休場:カナダ市場
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール